今回のゲストは、阪和興業株式会社 代表取締役会長の北 修爾さんでした。
事業内容は、鉄鋼主体の独立系専門商社で、
鉄鋼をメインに、非鉄金属から食品まで幅広く扱っています。
独立系で自由度が高いことが強みで、迅速できめ細やかな対応が特徴です。
中国の鉄鋼需要の伸びが強く、日本の鋼材を輸出するほか
現地に加工基地を作り、現地の材料を販売。
当地は世界一の流通加工センターということで注目を浴びています。
90年代に投資事業部門を拡大、バブル崩壊に伴う損失を計上しましたが
集中と選択により実業に回帰し2009年からは復配を果たしました。
北会長はもともと通産省(現:経産省)で官僚として27年のキャリアをお持ちでしたが、
お父様の事業を継承され現在に至ります。
オイルショック時、官僚として重要ポストに居たことから危機管理の必要性を痛感、
その経験を経営に活かしてきました。
国の仕事と民間企業における最大の違いは
前者では予算が最重要であったのに対し、後者では決算ありきの世界であることだそう。
両者を知っているからこその広い視野を持って経営をされてきた北会長のお話は
とても勉強になります。是非ラジオで聞いて下さいね★