演目など詳細は東京アンサンブルHPへw↓↓
オペラの1~2幕を切り取って演奏会・・・というよくあるあれではなく、
語り部を落語家の古今亭志ん輔さんが演じるという企画もの。
確かにオペラは敷居が高いし解りにくい。
イタリア人やドイツ人だって解らないそうなので
(日本人が唄や歌舞伎の台詞を聞き取れないようなものらしいです)
日本人が解るハズもなくw
そんなわけで、昨今は「語り部」をたてて
解りやすく解説をしてもらいながら楽しむというスタイルがあるそうです。
しかも、今回はその語り部がただの語り部ではなく落語家さん!
始まる前までは一体どうなるのか全く想像がつかなかったのですが、
始まったらもうあっという間にステージに引き込まれてしまいました。
オペラであんなに笑ったのは初めて!だって面白いんだもん!語りがw
うまいこと落語の小咄と絡めたりして、
それがより一層オペラの世界観を解りやすくしてくれていたのが印象的。
実は、私は噺家さんの喋りを生で見たのは初めてなんですが、
もうその技術と間と雰囲気にノックアウトされましたです。素晴らし過ぎます。
あ、もちろん音楽も歌も素晴らしかったです。
今回はペルゴレージという人の作品の後にモーツアルトだったんですが、
こうやって聴くと、モーツアルトの登場が、
当時如何にセンセーショナルだったか解るような気がしました。
個人的には特に好きでもないんですけれど。なんか、音が違うんだよなあ。
幅とか厚みとか、ハーモニーとか洗練された感じとか。
そんなわけで、いろいろ発見もあり、楽しむことができました!
やっぱり生演奏はいいですね★