今回のゲストは
有限会社スギーズ英語発音教育センター 代表取締役の杉本宣昭さんでした。
事業内容は、英語発音教室の主宰、ならびに英語教材の開発・製作・販売です。
数ある英語教室の中でも特徴的なのは「発音」にこだわること。
個人レッスンのみで、反復と継続を徹底します。
現在は海外や地方の方々の要望もあり、スカイプレッスンも実施しています。
「発音」とひとことで言ってもイメージが湧きませんが、
まずは母音の学習をし、定着を目指します。
基本の母音12個を含む24母音のうち、日本語と同じなのは1個なんだとか!
日本語の母音は5個ですから、知らない音は聞き取れなくて当たり前ですよね・・・
さらに日本語にない子音と、音の高低・強勢・連接等の
韻律系を組み合わせて考えると、学ぶべきことは多そうです。
実際に、アメリカ在住の方や大学教授など英語を使えている方が
伸び悩んで駆け込んで来ることも多いことを考えると、
いかに正しい「発音」がポイントであるかが分かります。
スギーズ式は米語の発音。世界的な需要を考えると
英語よりも多くの場面で使われているからだそうです。
杉本先生ご自身が高校生の時に音声学の面白さにはまり、
猛勉強したのが米語であることもきっかけのひとつ。
大学の時には既にアメリカ人にネイティブと間違えられるほどに上達。
大学の途中からハワイ大学に移り、そのままアメリカで就職されました。
帰国後に食料品の貿易業を行いながら、現在の英語教育の道へ。
オリジナルの英語教材を用いたレッスンをスタートさせました。
昨今では、英語が話せるようにと幼少期からの英語教育が
はやっていますが、グローバル人材というのは
ただ英語が流暢に話せるだけの人ではないとのことで、
やはり基本はしっかりと日本語でモノを考えられることが大前提。
その点、スギーズ式は言語習得機能が高い年齢を過ぎた大人が学ぶ
理論的な方法で、一度理解すればネイティブの発音が出来ます。
実際に、中学時代に発音を教えたお子さん達はことごとくネイティブに間違えられるのだとか!
ちなみに、私も習い始めたのですが、
母音を学んだところで英語のニュースがかなりはっきり聞き取れるようになりました。
もともと英語は得意な方だったのですが、大違いです!
発音も上手い方だと自負していたのですが、目から鱗というか四苦八苦。
自分は出来ている!と思っていた方にも是非知ってほしいメソッドだと感じました。
日本人には無理だし・・・・帰国子女じゃないし・・・と諦めることはなさそうです!
ただ「好き」だから英語を勉強するだけではなく、これからは「必須」という意識で
日本人にも英語を学んで欲しいとのメッセージを頂きました。
是非オンデマンドでお聴き下さいね★