今回のゲストは、
GKNドライブラインジャパン株式会社 代表取締役社長の今井英二さんでした。
事業内容は、駆動系自動車部品の開発・製造・販売です。
駆動系・・・自動車に詳しい方ならピンと来ると思いますが、
詳しくないとちょっと難しいですね。
エンジンのエネルギーを、タイヤまで伝えているそれぞれのパーツと、
それをつなぐシステム、とでも言うといいのかな?
作っているのは、トランスミッション以外のほぼ全部で、
駆動系をトータルで製造できる企業はほとんど無いので、このあたりが強みです。
これまた部品メーカーとしては珍しく、自社のテストーコースをお持ちで、
いかに開発に力を入れているかということがわかります。
皆さんが恐らくご存知の自動車メーカーのほとんどに採用されています。
汎用性のあるものから、メーカーユニークなものまで様々。
GKNは大元がイギリスの会社で、
ドライブシャフトでは世界で41%のシェアを誇る大企業。
GKNドライブラインジャパンも創業が1952年と歴史があり、その開発力や技術力は確かなもの。
自動車が厳しいと言われていますが、ハイブリットやEVにはまだまだ可能性が秘められています。
すでに来年発売予定のハイブリット車での新製品搭載も
決まっているということで、この辺も手堅いですね。
さて、今井社長は大学卒業以来、日産にて日本と米国の重要なポストをお勤めでしたが
日本のものづくり企業がもっとグローバルに展開しなくては駄目だ
という思いで現職に就かれたそうです。熱い!
日本企業は、技術はあるけれど・・・というところが多いそうで、
もっとバランス感覚を養うべきなのだとか。
うん、思い当たるエピソードはたくさんありますね。
技術に対する熱い思い、グローバル企業のあり方とは、等々
ためになるお話です。ぜひお聴きくださいね♪
放送は、02/13(土)9:00~9:30、ラジオ日経にて。お楽しみに★