今日のゲストは、鈴木金属工業株式会社 代表取締役の杉浦登さんでした。
事業内容は、特殊鋼線の製造・販売です。トップメーカー。東証二部上場企業です。
とくしゅこうせんんんん?難しいですよね。
特殊鋼線とは、ピアノ線などのワイヤーのことです。
ピアノ線というと、楽器の弦を思い浮かべますが、
あれはミュージックワイヤーという部類の、数あるピアノ線のなかのごく一部なんです。
バネの原料だったり、重要な部品の一部として利用されます。
髪の毛の4~5分の1の細さのものなど機能も様々。
自動車には2~3,000のバネが使われているんですよ。
そのほか精密家電の要だったり、ボールペンの、ボールを支えていたり(見えない部分!)
私たちの知らないところで大活躍なんです。
鈴木金属工業さんは、ピアノ線を日本で初めて国産化した企業。
常に先を行く企業精神は、今でも受け継がれて
医療方面などの新しい分野へも積極的に開発を行っています。
自動車分野に力を入れていたこともあり、
やはりリーマンショック以来の経済にはご苦労なさったそう。
しかし今は業績回復を果たしており、いかにして危機を乗り切ったかなど、
興味深いお話をお伺いしています。是非ラジオでお聴き下さいね♪
放送は、12/19(土)9:00~9:30、ラジオ日経にて。お楽しみに★