10/14(日) Program A
指揮:ロリン・マゼール
ヴァイオリン:ライナー・キュッヒル
コンマス:篠崎 史紀
■チャイコフスキー
組曲 第3番 ト長調 作品55
Ⅰ エレジー
Ⅱ 憂鬱なワルツ
Ⅲ スケルツォ
Ⅳ 主題と変奏
■グラズノフ
ヴァイオリン協奏曲 イ短調 作品82
Ⅰ モデラート
Ⅱ アンダンテ・ソステヌート
Ⅲ アレグロ
■スクリャービン
法悦の詩
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昨年キュッヒルさんがコンマスのN響を聴いたのですが、
今回はヴァイオリニストとしてのソロ。
コンマスのソロとはやはり迫力が違います。
キュッヒルさんの奏でる音色はとても艶やかなんですがキリリと澄んでいて
真っ直ぐで気品があるのです。弾き始めの一音で鳥肌ものです。
艶やかでエロい音の人は結構いるんですが
私はあまり好みではないので、キュッヒルさんの音は格別。
しかも今回はアンコールで私が最も好きなバッハの無伴奏を。感涙です。
(#1 InG BWV1001 1.Adagio)
ウィーンフィル 及びウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンマスに21歳で就任。
そこから40年近くトップを走り続けている方。
神の様な存在ですが、なんと、贅沢なことに・・・一緒に写真を撮って頂きました!!!
左からキュッヒルさんの奥様、
ラジオでご一緒している長谷川先生、そしてキュッヒルさん。
感激過ぎて倒れそうでしたw
しかも左手が肩に!!!ありがたや。
御利益で私もちょっとヴァイオリンが上手くなってるかもしれませんwww
興奮のあまり書き忘れそうですが、
マゼール氏も相当人気のある指揮者さん。
伝統的でありながら古臭くない演奏を創る方です。
年齢もあって動きは激しくありませんが
細かく指示を出しつつもダイナミックにまとまっていて楽しめました。
素晴らしい時間でした!