1950年代以降ブルースからロックへの過渡期、
栄華を極めたチェス・レコードの興りから衰退までを描いた作品。
黒人の音楽ブルースが、白人のものになってロックになったという流れそのものが
レーベルの盛衰にリンクしていて、なんとも切なくなります。
全篇をブルースが飾り、最初から最後までBGMがカッコ良すぎて痺れる!
後半はちょっとビヨンセに持って行かれてうーんて感じではありましたが、
ビヨンセはまああの通り歌がめちゃくちゃ上手くて、それはそれで良かったです。
ネタバレでごめんなさいですが、この映画を何で観たかったかというと、
予告編で、
「僕たち、あなた(マディー)に憧れてるんです!」
「そうかそうか」
「グループ名も、あなたの曲から取りました!」
「へえ、どの曲?」(←名前は?だったかな)
「ローリング・ストーン」
っていうワンシーンを観たからですw
本編の流れの中で観られて、もう、大満足ですvvv
チェス・レコードのスターと言えばチャック・ベリーですが
そういえば2002年(だったかな?)あたりに
チャック・ベリーとジェームス・ブラウンの
ジョイントコンサートに行ったのを思い出しました。
あの時点で75~6歳くらいだったのかな?
カッコよかったなあ。
あの彼が、こんな感じで出てきたのねー
(もちろんフィクション込みだとは思いますが)
とか思うと、なかなか感慨深いものが。
ブルース系のロックが好きっていう方には、ほんとにオススメ!
音楽聞くだけでも良い気分になります!