"Dance" said the Sheep Man.
"You gotta dance.As long as the music plays.
You gotta dance Don't even think why.
Start to think, your feet stop.
Your feet stop, we get stuck.
We get stuck, you're stuck.
So don't pay any mind, no matter how dumb.
You gotta keep the step.
You gotta limber up.
You gotta loosen what you bolted down.
You gotta useally you got.
We know you're tired, tired and scared.
Happens to everyone,okey?
Just don't let your feet stop"
I looked up and gazed again at the shadow on the wall.
"Dancing is everything" continued the Sheep Man.
"Dance in tip-top form.
Dance so it all keeps spinning.
If you do that,
we might be able to do something for you.
You gotta dance.
As long as the music plays."
Dance, As long as the music plays, echoed my mind.
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86p
"Dace Dance Dance" Haruki Murakami
Published by Vintage 2003
解説してください。
>日本人さま
とても好きな部分なので、せっかくですから日本語原文で乗せますね。
講談社文庫の「ダンス・ダンス・ダンス」上巻です。
羊男について語ると長くなるので、是非「羊をめぐる冒険」をご一読ください♪
物語の比較的前半で、主人公が「自分が何処に行き、何をすべきか」が
分からない、そこで、羊男が主人公に語りかける箇所です。
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「踊るんだよ」羊男は言った。
「音楽の鳴っている間はとにかく踊り続けるんだ。
おいらの言ってることはわかるかい?
踊るんだ。踊り続けるんだ。何故踊るかなんて考えちゃいけない。
意味なんてことは考えちゃいけない。意味なんてもともとないんだ。
そんなこと考え出したら足が停まる。
一度足が停まったら、もうおいらには何ともしてあげられなくなってしまう。
あんたの繋がりはもう何もなくなってしまう。永遠になくなってしまうんだよ。
そうするとあんたはこっちの世界の中でしか生きていけなくなってしまう。
どんどんこっちの世界に引き込まれてしまうんだ。
だから足を停めちゃいけない。どれだけバカバカしく思えても、そんなこと気にしちゃいけない。
きちんとステップを踏んで踊り続けるんだよ。
そして固まってしまったものを少しずつでもいいからほぐしていくんだよ。
まだ手遅れになっていないものもあるはずだ。
使えるものは全部使うんだよ。ベストを尽くすんだよ。怖がることは何もない。
あんたはたしかに疲れている。疲れて、脅えている。誰にでもそういう時がある。
何もかもが間違っているように感じられるんだ。だから足が停まってしまう」
僕は目を上げて、また壁の上の影をしばらく見つめた。
「でも踊るしかないんだよ」と羊男は続けた。
「それもとびっきり上手く踊るんだ。みんなが感心するくらいに。
そうすればおいらもあんたのことを、手伝ってあげられるかもしれない。
だから踊るんだよ、音楽の続く限り」
オドルンダヨ。オンガクノツヅクカギリ。
思考がまたこだまする。
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ご丁寧な対応に感謝します。
あなたの誠実さにも感服しました。
どうもありがとうございました。
>日本人さま
こちらこそ、ご丁寧にどうもありがとうございます。
これを機に、是非読んでみてくださいね♪♪