- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/11/24
- メディア: DVD
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例の、貰ったチケットで観て参りました。
しかし場所がいいですねシネカノン有楽町。チケット交換して1時間半くらいあったのに
階下のビックカメラで遊びまくりであっという間でした(笑。結局いろいろ買っちゃった。
さて、映画の内容ですが「三億円事件は私が実行犯です」な女子高生が主人公の話。
全体的に中途半端だったなあ。60年代の退廃的な若者の姿を描きたかったのは分かるんですが
やっぱり演じきれて無かったような。
一番気になったのが小出君の髪型。現世での髪型を生かしつつ七三にしてるので変なんですっ。
七三にすることを前提にヘアカットしなきゃー。
ナタリー・ポートマンなんて役作りでスキンヘッドだよ?日本の役者はまだまだ甘い・・・。
・・・ていうかそんなとこが気になるくらいストーリーや展開がまったりしていました。
小出君が村上春樹ワールド的なハードボイルドな
役を演じきってこその話なのに、それもダメだったなあ。ヘタ、ってことか。
で、もっと言っちゃうと、別に三億円事件じゃなくていいんです。
あまりにもあっさりしているので衝撃も何もなく・・・。ただの、恋愛映画でした。
で、ここまで文句言っておいて何ですが、すいません、号泣です。映画館で。
超ハードボイルドワンダーランドな役(の設定)な小出君と
事件を起こして一生離ればなれになっちゃうわけですが
女子高生役の宮崎あおいちゃんが、彼がいつも読んでいた本を偶然開くと、
小出君が自分に恋したって詩的なものが書いてあるんです。
最後まで距離があったのに、実は彼が一目惚れしてたってことです。
しかもヒト死ぬし。(事件と関係ないところで)
そりゃ号泣するでしょ。・・・しないか。
こんなんで泣ける私はまだまだ気分は女子高生ってこと?・・・ちがうか。
ま、とにかく涙腺弱いんでよろしく。