今回のゲストは
鬼怒川ゴム工業株式会社 代表取締役社長の関山 定男さんでした。
事業内容は、自動車用ゴム部品及び合成樹脂製品の製造販売です。
タイヤ・ワイパー以外のゴム製品全てを手がけています。
自動車におけるゴム製品は、走る・曲がる・止まるという
走行性能や快適性、安全性などの要でもあります。
現在3期連続の増収増益を続けており、
もともとは日産系列でしたが、ゴーン改革後販路を開拓し、
VW、GM、Fordなど外資大手、国内大手ほか中国Cheryと多岐にわたります。
選ばれる理由は、優れた技術に基づく中身ある提案を行えること。
言われた物を言われたままに作るのではなく、
良い物を作って使ってもらう事が重要なのだそう。
いまは高性能で軽いものがトレンドで、鬼怒川ゴムが世界に先駆けて発表し提案をした
ゴムと樹脂をmixした製品は、特にリサイクル可能という事もあって選ばれているそうです。
系列解散の後はリストラせざるを得ない苦しい時代も続きましたが、
3つの構造改革ー「ものづくり強化」「売上を伸ばせるチームプレイ」「現場力」
を徹底し現在の強い企業に。
また、「人より早くチャレンジする」という意識を持つことで素早い行動も可能に。
震災やタイ洪水も被害はありましたがすぐに回復が見込めたとのこと。
構造改革にはやはりトップダウンの強さが求められ、
それが関山社長にとって苦労でもありましたが、
技術が分かっていること、理念をしっかり持っていることで軌道にのせることができたそう。
経営は「今どこだ?」「どうなりたい?」「どうやる?」「どうなった?」
を明確にすること、と仰る関山社長。
とっも勉強になります!ぜひアーカイブでお聴き下さいね★