今回のゲストは、株式会社サンギ 代表取締役社長の佐久間周治さんでした。
事業内容は、ハイドロキシアパタイトの研究・開発です。
・・・と聞いてピンと来る方もいらっしゃるかもしれませんね。
なかでも薬用歯磨き「アパガード」は有名。
芸能人は歯が命、というCMが一世を風靡しました。
他社の研磨剤による歯磨き剤とは一線を画し、
歯の主成分であるハイドロキシアパタイトを充填する機能が特徴です。
「薬用」と表示できるよう許可を取るために13年以上を費やし
あきらめずに研究を続けたことが、大手の中にあって
3~4%のシェアを持ち続けられる一因でもあるといいます。
ただ、CMの効果が大きすぎたことで
使ったとたんに真っ白になるイメージが根付いてしまい、離れたユーザーも大きかったようです。
しかし、業界唯一の充填型歯磨き剤であることにより、使い続けることで歯を丈夫にし、
「本来の」歯の白さにする機能を十分に認識したユーザーはリピーターになっているとのこと。
一時のブームに踊らされず、堅実に研究・開発を行って来られたのは、
利益を超えた「みんなの歯をもっと健康に美しくしたい」という使命感があるから。
そんな佐久間社長の現在に至るまでの起業物語は非常に興味深いです。
はじめはハイドロキシアパタイトとは全く関係のない仕事で起業されたとか!
ちなみに社名である「サンギ」はカタカナで表記しますが、
漢字で書くなら三儀。とても深い意味がこめられています。
このあたりのお話も併せて、ラジオでお聴きくださいね!
放送は5/15(土)9:00~9:30、ラジオNIKKEIにて。お楽しみに★