■K-20
前回のまとめ感想で書くのをすっかり忘れていました。
「ああ、日本の映画でもこういう"冒険活劇"作れるんじゃん!」という感じ。
金城武の棒読みは気になりましたが、まあ、バイリンガルだしね!
今に始まった話じゃないしね!格好いいしね!ということで。
最後のオチなんかは、江戸川乱歩ファンは許せないんじゃないかとも思いつつ
まあ、落とすところはそこしかないよな、と妙に納得w
ALWAYSのスタッフが再結集ということで映像にちゃんと力を入れていて、
それがとても感じられて良かったです。
日本の映画もこうやってVFXのレベルをどんどんあげて、
アニメの実写化をハリウッドに持って行かれないように頑張って欲しいものです。
ああでもアキラはもう確実なんですよねえ。。。ニューマンハッタンって・・・orz
■それでもボクはやっていない(@TV)
公開当時とても観たかったんですが逃した一本。
「痴漢冤罪」をテーマに日本の刑事裁判制度の問題点を投げかける社会派映画。
長期取材を元に作り上げたというだけあって、かなりのリアリティがあります。
俳優陣の演技も素晴らしく、社会派映画の押しつけがましいところとか
嫌味っぽい部分を感じさせず、楽しませてくれました。
世の中捨てたもんじゃないなと思わせてくれる良心ある弁護士や
主人公の母親、友人達、仲間が出てきて、
さらにクライマックスでは目撃女性が名乗り出てくれるなど
「あ、もしかしてイけるんじゃね?」と期待させてくれるのですが、
最後は、ちゃんと現実を見させてくれます。
映画としてのエンタテインメント性と問題提起のバランスが素晴らしい映画でした。