今回のゲストは、財団法人海外技術者研修協会 理事長の金子和夫さんでした。
事業内容は、海外の産業技術研修者の受け入れ、
および研修に関する事業を行い、国際協力を推進して
相互の経済発展ならびに友好関係の増進に寄与することです。
経済産業省などとの官民連携による産業育成を通じた技術協力機関で、
メインは日本での受入研修。約170ヵ国・地域から16万2千人を受け入れ。
海外研修の18万9千人を合わせると、35万人の研修を行ってきました。
受入は1ヵ月~1年で、平均は3~4ヵ月。
日本の産業の経営資産で技術を学んでもらい、
帰国してから活躍してもらうことがミッションです。
金子さんは通産省や外務省で活躍され、海外経験も豊富。各国の要人との交流も深く
日本と海外との友好関係構築に寄与。
これらの経験から強く思うのが、文化面の支援が足りていなかったということだそうです。
日本は今までODAで多額の資金を使い、様々なものを作り、支援してきましたが
これからはハード面よりも、ソフト面がより重要になるのではとのこと。
日本はもう技術で優れていると言えないのではないか?という意見も昨今はあるようですが、
まだまだ日本の技術を学びたいという声が多いとのことで、少し安心しました。
相乗効果でアジア全体が活性化することを目指している協会、これからも応援していきたいです!
ぜひ、オンデマンドでお聞きくださいね♪